British Sea Power(WHITE STAGE)
イギリスの6人組バンド、British Sea Power。
好きなバンドなのだけれど、WHITE STAGEに着いたときには既にラストの1曲だった。
が、そのラスト1曲が本当に素晴らしくて、尚更ラスト1曲だったのが惜しかった。
彼らはいつもライブのステージを木の枝で飾り、緑でいっぱいにする。フェスにこれほど似合うセッティングもない。
この頃には空にも青空が覗き、バックの自然と、彼らの壮大なサウンドが見事にマッチして、WHITE STAGEには開放感が溢れていた。彼らのステージを観るのは初めてだったけれど、ヴァイオリンのストリングスが特に、このWHITE STAGEの雰囲気に溶けこんでいて胸を打たれた。
アトミック・カフェ MANNISH BOYS(斉藤和義×中村達也)(GYPSY AVALON)
少し早めに移動したものの、GYPSY AVALONの狭い会場は人、人、人の山。奥の傾斜が急なところまでぎっしりお客さんが入っていて、とてもじゃないけど観れないので、諦めて裏でご飯を食べつつ耳を傾けることに。
裏から耳をすませていたから音は聴こえにくかったけれど、『バカにすんなよ』では、
「ただちに影響はありません?バカにすんな」
などと、原発事故について、歌詞を替えて歌ってた。
そして、あの場にいた皆が期待していたであろう反原発ソング『ずっと嘘だった』。
手拍子とともに大合唱が起こる。
この国を歩けば原発が54基
教科書もCMも言ってたよ安全です
俺たちを騙して言い訳は「想定外」
懐かしいあの空くすぐったい黒い雨
ずっとウソだったんだぜ
やっぱバレてしまったな
ほんとウソだったんだぜ
原子力は安全です
ずっと嘘だったんだぜ
牛肉食いてぇなあ
ほんと嘘だったんだぜ
気づいてたろうこの事態
風に舞う放射能はもう止められない
何人が被爆すれば気がついてくれるの
この国の政府
などと、原発事故について、歌詞を替えて歌ってた。
そして、あの場にいた皆が期待していたであろう反原発ソング『ずっと嘘だった』。
手拍子とともに大合唱が起こる。
この国を歩けば原発が54基
教科書もCMも言ってたよ安全です
俺たちを騙して言い訳は「想定外」
懐かしいあの空くすぐったい黒い雨
ずっとウソだったんだぜ
やっぱバレてしまったな
ほんとウソだったんだぜ
原子力は安全です
ずっと嘘だったんだぜ
牛肉食いてぇなあ
ほんと嘘だったんだぜ
気づいてたろうこの事態
風に舞う放射能はもう止められない
何人が被爆すれば気がついてくれるの
この国の政府
2011年のFUJI ROCKを象徴するステージの一つだったと思う。
後日、テレビ朝日で斉藤和義にまつわる30分のドキュメンタリー番組が放映された。
NO AGE(WHITE STAGE)
LAのアングラ・インディシーンを牽引するアートパンク・デュオ。
耳をつんざくようなノイズ・ギターと怒涛のドラムの中に、甘く頭に残るメロディーを時折垣間見せ、世界中から熱烈な支持を得ているこの二人。
まず、ドラムとギターという編成だけでもユニーク。
あの広いステージ上に二人だけ。
ニット帽を被ったギターのRandyがセンターに立ちはだかり、ドラム&ヴォーカルのDeanが向かって左奥に位置する。
本当に二人だけで、頭が眩むノイズの洪水を生み出す。
破壊性と創造性。
思わず頭を横に振りたくなる、轟音。
このWHITE STAGEで轟音を聴くと、本当に気持ちいい。
圧巻のパフォーマンスに、ただ呆然と観る人、頭を振る人、お客さんの反応はバラバラだった。
余計なものが一切削ぎ落とされた硬派な演奏は、彼らの揺るぎのないスタンスを感じさせた。
後日、テレビ朝日で斉藤和義にまつわる30分のドキュメンタリー番組が放映された。
NO AGE(WHITE STAGE)
LAのアングラ・インディシーンを牽引するアートパンク・デュオ。
耳をつんざくようなノイズ・ギターと怒涛のドラムの中に、甘く頭に残るメロディーを時折垣間見せ、世界中から熱烈な支持を得ているこの二人。
まず、ドラムとギターという編成だけでもユニーク。
あの広いステージ上に二人だけ。
ニット帽を被ったギターのRandyがセンターに立ちはだかり、ドラム&ヴォーカルのDeanが向かって左奥に位置する。
本当に二人だけで、頭が眩むノイズの洪水を生み出す。
破壊性と創造性。
思わず頭を横に振りたくなる、轟音。
このWHITE STAGEで轟音を聴くと、本当に気持ちいい。
圧巻のパフォーマンスに、ただ呆然と観る人、頭を振る人、お客さんの反応はバラバラだった。
余計なものが一切削ぎ落とされた硬派な演奏は、彼らの揺るぎのないスタンスを感じさせた。
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