TOWER RECORDS 渋谷店で新作購入者限定のAshのインストアライブがあって観てきました。
Ashはその前日に代官山UNITで一夜限りの来日ライヴを行っていたものの、私はその日はChapterhouseのライヴに行っていたため観れず。
この日はアコースティック・ライヴでした。
私の周りには、「Ashの昔の曲は好きだけど最近の曲は知らない、興味ない」っていう人多い。
私も正直、前作のアルバムは発売したときに聴いたぐらいで、聴き返すこともない。
けど、またここ最近のAshはおもしろいことやってて、2009年10月から2週間ごとに配信と7インチのみでシングルをリリースし続けるというプロジェクトをスタートしたり、USTREAMでニューヨークのスタジオライブの様子を世界中に配信したり。
ブリットポップの頃からいるバンドだけど、時代に呼応してるし、新しい試みに挑戦する姿勢は見ていて感心する。
そんな最近のAshだから、この日も何かあるんじゃないかと期待してました。
19時過ぎにメンバー登場。
この日もサポートでBloc Partyのラッセルが参加。
アコースティック・ライブなので、ティムは座ってギターを弾く。
1曲目は『True Love 1980』。
オリジナルはエレクトロが効いたとってもポップな曲だけど、アコースティックになっても甘酸っぱい。
この曲は今作の中でも、特に初期のAshっぽい名曲だと思う。
『Tracers』『Space Shot』『Arcadia』など、新作からの曲を演奏。
また、ツアーで訪れた日本各地のことを歌った『Kamakura』も披露。
シングルは配信で全部聴いてたわけではなかったから、この日初めて聴く曲もあったのだけど、本当にどの曲もかつてのAshの勢いを感じさせる。
何か重圧から解き放たれたようで、USTREAMのライブ映像でも感じたけど、とても活き活きしてて、やんちゃな少年みたい。
ティムがほんといい顔して歌ってるんです。
なんと、この日はWeezerの『Only In Dreams』のカバーも披露。
これがまた良かった。
特に最後のインスト部分の演奏で弾く力強いエモーショナルなギターにAshらしさを感じた。
そして『A Life Less Ordinary』まで演奏しちゃう気前の良さ。
本編だけでも40分ぐらいやってくれたのに、アンコールにも応えるほどのサービスっぷり。
インストアでこれだけやってくれるバンドはそうそういない。
しかも、アンコールでは『Shining Light』を1曲目に演奏!
この曲をアコースティックで聴けるなんて贅沢すぎる。
「あーAsh、やっぱりめちゃくちゃ好き」って思った。
そして『Goldfingur』、最後は『Burn Baby Burn』で締め括り。
お客さんも「Burn Baby Burn」で合唱。
帰り際、お客さんの「ほんと来て良かった~あんなにやってくれるなんて」と言っている声があちこちから聞こえた。
私も本当に大満足でした。
最近のAshから遠ざかってる人も、かつてのAshが好きなら久々に聴いてみてもいいのでは。
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