ロックな要素を取り入れたファッション・アイテムが人気のアパレル・ブランド、RODE GALLERYの10周年記念イベント。
RUDE GALLAERY 10th Anniversary Party
ROCK'N'ROLL CIRCUS
当日は雨から雪に変わりそうなほど寒い天候だったけれど、革ジャンや革パンやレザー・ブーツやドクロなアクセサリーを付けた硬派でおしゃれなお兄さんが渋谷AXに集合。
OPENING ACT:a flood of circle
ACT:THE BACILLUS BRAINS/uhnellys/SPEEDER-X/Nothing's Carved In Stone/The Birthday
この日は2F席から観させてもらいました。
THE BACILLUS BRAINS(日本脳炎)は、「ロックはロールしていくぜ」なバンド。
常にアイカラーをしてるボーカルは一見コワモテそうに見えるけど、曲はキャッチー。
圧倒的に男に支持されるタイプのバンドでしょう。
メンバーは決して若くはない。
「勝手にしやがれ」「MIDNIGHT SAVAGE」などを演奏。
後半になるにつれてヒートアップしていった。
お客さんでも知ってる人は少なかったと思うけど、ファンを増やしたのではないかな。
続く、uhnellysはドラムとラップ&ベースの2人組。
myspace
http://www.myspace.com/uhnellys
正確にリズムを刻むタイトなドラムを叩くのは女性。
ロック、ヒップホップ、ジャズ、ブルースなどのサンプリングにドラムがループしていく音は新鮮に感じたし、おもしろい。
「何かがおかしい」というフレーズが繰り返される歌詞。
Shingo02を髣髴させるスタイルと言えばいいかな。
後半になるにつれて、やや変化に欠ける曲の並びのように思ったけれど、新しいバンドを知るのはおもしろい。
日本のHIP HOPシーン、もっとおもしろいバンドいっぱいあるんだろうなと思った。
次は、元ブランキーの中村達也とケンケンのユニット、SPEEDER-X。
中村達也のマイクは何故だかヴォコーダーがかかっていて、おかま風の喋り方だった。
この人、こういうキャラ?
中村達也の怒涛のドラムに、ぶっとい、地を走るベース・ライン。
即興的なドラミングで、元々完成された曲はあるのかないのかはわからない。
このケンケンというベーシストは調べてみたらまだ24歳ぐらいとどうやら若いようだけど、とてもそんな風には思えなかった。
この2人が出すサウンドは男臭さ全開。
会場も大いに盛り上がる。
ぎりぎりまでお酒を飲んでたそうで、最後までふざけたMCで通した中村達也でした。
そして、最近デビュー・アルバムをリリースしたNothing's Carved In Stone。
ELLEGARDENのギタリスト生形 真一と、ストレイテナーのベーシスト日向秀和が中心となって結成した4人組バンド。
ベースの日向はZAZEN BOYSでもベースしてたり、ほんといろんなバンドで幅広く活動してる。
ベーシストって地味な存在だけど、この人のベースは強靭でインパクトあります。
ライブでもボーカルやギターに全然引けを取らない存在感。
エルレほどキャッチーな曲ばかりではないものの、疾走感やメロディーはエルレ・ファンの多くが付いてきてるんだろうなと思わせるサウンド。
この日も前方の若者はモッシュ&ダイブで完全燃焼してた。
最後はThe Birthday。
別にBirthdayを贔屓しているわけでもないけど、いろんなバンドの後でBirthdayが出てくると、この人らはやっぱり硬派だなと思った。
1ヶ月前にZeppで観たから、ほぼ同じセットリストだろうなと予想していたけれど、今回は間もなくリリースされるニュー・アルバムに収録されているであろう新しい曲もあった。
「カレンダー・ガール」「Nude Rider」「ディグ・ゼロ」「愛で塗りつぶせ」「涙がこぼれそう」を演奏。
「Nude Rider」はライブのキラー・チューンですね。
「みんな幸せそうで何より」「幸せになってね」と、チバは言うことなすことカッコつく。
アンコールで再度登場して、ラストに演奏した曲がもの凄くいい曲だった。
「キル Sunshine」と聴こえるフレーズが繰り返される叙情的な曲。
途中で2F席から巨大な黒いバルーンがスタッフによっていくつも落とされる。
2F席から観るその風景はとても感動的だった。
ゆったりとしたスローなリズムから、段々とテンポが速くなり、ロックチューンに変わる。
10分近く続く演奏。
どんどん曲のテンポが速くなっていく中で、巨大なバルーンがステージ上に上がって来ないように、メンバーの前に仁王立ちしたスタッフが必死にバルーンをはじき返してる絵がおもしろすぎた。
それも含めて、忘れられない風景になった。
チバは「ありがとう、またね」と言って去って行った。
The Birthdayは最近また勢い増してるようで、新譜も非常に楽しみです。
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