2010/02/14

RUDE GALLAERY 10th Anniversary Party @渋谷AX 2010/2/11

ロックな要素を取り入れたファッション・アイテムが人気のアパレル・ブランド、RODE GALLERYの10周年記念イベント。

RUDE GALLAERY 10th Anniversary Party
ROCK'N'ROLL CIRCUS

当日は雨から雪に変わりそうなほど寒い天候だったけれど、革ジャンや革パンやレザー・ブーツやドクロなアクセサリーを付けた硬派でおしゃれなお兄さんが渋谷AXに集合。

OPENING ACT:a flood of circle
ACT:THE BACILLUS BRAINS/uhnellys/SPEEDER-X/Nothing's Carved In Stone/The Birthday

この日は2F席から観させてもらいました。

THE BACILLUS BRAINS(日本脳炎)は、「ロックはロールしていくぜ」なバンド。
常にアイカラーをしてるボーカルは一見コワモテそうに見えるけど、曲はキャッチー。
圧倒的に男に支持されるタイプのバンドでしょう。
メンバーは決して若くはない。
「勝手にしやがれ」「MIDNIGHT SAVAGE」などを演奏。
後半になるにつれてヒートアップしていった。
お客さんでも知ってる人は少なかったと思うけど、ファンを増やしたのではないかな。

続く、uhnellysはドラムとラップ&ベースの2人組。

myspace
http://www.myspace.com/uhnellys


正確にリズムを刻むタイトなドラムを叩くのは女性。
ロック、ヒップホップ、ジャズ、ブルースなどのサンプリングにドラムがループしていく音は新鮮に感じたし、おもしろい。
「何かがおかしい」というフレーズが繰り返される歌詞。
Shingo02を髣髴させるスタイルと言えばいいかな。
後半になるにつれて、やや変化に欠ける曲の並びのように思ったけれど、新しいバンドを知るのはおもしろい。
日本のHIP HOPシーン、もっとおもしろいバンドいっぱいあるんだろうなと思った。

次は、元ブランキーの中村達也とケンケンのユニット、SPEEDER-X。
中村達也のマイクは何故だかヴォコーダーがかかっていて、おかま風の喋り方だった。
この人、こういうキャラ?

中村達也の怒涛のドラムに、ぶっとい、地を走るベース・ライン。
即興的なドラミングで、元々完成された曲はあるのかないのかはわからない。
このケンケンというベーシストは調べてみたらまだ24歳ぐらいとどうやら若いようだけど、とてもそんな風には思えなかった。
この2人が出すサウンドは男臭さ全開。
会場も大いに盛り上がる。

ぎりぎりまでお酒を飲んでたそうで、最後までふざけたMCで通した中村達也でした。


そして、最近デビュー・アルバムをリリースしたNothing's Carved In Stone。
ELLEGARDENのギタリスト生形 真一と、ストレイテナーのベーシスト日向秀和が中心となって結成した4人組バンド。
ベースの日向はZAZEN BOYSでもベースしてたり、ほんといろんなバンドで幅広く活動してる。
ベーシストって地味な存在だけど、この人のベースは強靭でインパクトあります。
ライブでもボーカルやギターに全然引けを取らない存在感。

エルレほどキャッチーな曲ばかりではないものの、疾走感やメロディーはエルレ・ファンの多くが付いてきてるんだろうなと思わせるサウンド。
この日も前方の若者はモッシュ&ダイブで完全燃焼してた。


最後はThe Birthday。

別にBirthdayを贔屓しているわけでもないけど、いろんなバンドの後でBirthdayが出てくると、この人らはやっぱり硬派だなと思った。

1ヶ月前にZeppで観たから、ほぼ同じセットリストだろうなと予想していたけれど、今回は間もなくリリースされるニュー・アルバムに収録されているであろう新しい曲もあった。
「カレンダー・ガール」「Nude Rider」「ディグ・ゼロ」「愛で塗りつぶせ」「涙がこぼれそう」を演奏。
「Nude Rider」はライブのキラー・チューンですね。



「みんな幸せそうで何より」「幸せになってね」と、チバは言うことなすことカッコつく。

アンコールで再度登場して、ラストに演奏した曲がもの凄くいい曲だった。
「キル Sunshine」と聴こえるフレーズが繰り返される叙情的な曲。
途中で2F席から巨大な黒いバルーンがスタッフによっていくつも落とされる。
2F席から観るその風景はとても感動的だった。
ゆったりとしたスローなリズムから、段々とテンポが速くなり、ロックチューンに変わる。
10分近く続く演奏。

どんどん曲のテンポが速くなっていく中で、巨大なバルーンがステージ上に上がって来ないように、メンバーの前に仁王立ちしたスタッフが必死にバルーンをはじき返してる絵がおもしろすぎた。

それも含めて、忘れられない風景になった。

チバは「ありがとう、またね」と言って去って行った。

The Birthdayは最近また勢い増してるようで、新譜も非常に楽しみです。

2010/02/07

The Pains Of Being Pure At Heart @TOWER RECORDS 渋谷店 2010/2/5

PitchforkやRough Trade、NMEが絶賛、日本ではCDショップ大賞にまで選ばれたNYのシューゲイズ寄りインディ・ポップバンド、The Pains Of Being Pure At Heartの来日に伴って行われたインストア・ライブに行ってきました。

19:30スタート予定が、なんとメンバーの乗る飛行機がアメリカで2時間遅れて飛んだため、20:00スタートとなったこの日。
メンバーは10分前に渋谷店に着いて、リハなし。
スタート前にレーベルの森川さんが出てきて、「ほんとは4曲の予定でしたが、6曲やってくれます!」と挨拶されてた。

そんな中、メンバーは出てきてすぐにライブをスタート。

『THIS LOVE IS FUCKING RIGHT』、『YOUNG ADULT FRICTIO』、『A TEENAGER IN LOVE』、『COME SATURDAY』、『Higher Than The Stars』、そして最後に『Everything With You』を演奏。

ヴォーカルのキップはニットの中に白シャツを着ていて、知性とセンスを感じさせる服装はいかにもニューヨークのインディ・バンドのイメージ通りでした。
とっても小ぎれい。
紅一点、キーボードのPeggyちゃんはカラフルなワンピースっぽい服を着ていて、とってもキュート。

キップのヴォーカルはCDよりもさらに弱く不安定だったけれど、それがPainsの魅力。

やっぱり『EVERYTHING WITH YOU』が一番良かった。



あっという間のライブだったけれど、バンド名そのまんまの雰囲気はこれからも変わらないで欲しい。

ライブ終了後、ヴォーカルのキップは3Fの売り場に来てました。
ファンが何人か写真を一緒にとってもらったりしていたけど、笑顔で応えていて、その姿も微笑ましかった。
素敵男子でした。

翌日の新代田FEVERのライブはSOLD OUT!
お客さん満杯だったようです。

初期マイブラが好きなような人たちにとっては、かけがえのない一日になったでしょうね。

2010/02/01

Fountains Of Wayne ACOUSTIC ROCK TOUR JAPAN 2010 @渋谷CLUB QUATTRO 2010/1/20

今回はヴォーカルのアダムの別プロジェクト、Tinted Windowsの来日公演に合わせて開催されたFOWのアコースティック・ライヴツアー。

東京は2Daysで、この日は2日目。
2007年の単独ライブ以来、約2年ぶりの来日。
アコースティック・ライヴということで、来ていたお客さんのほとんどがコア・ファンのようだった。

いきなり最初に流れてきたのは、個人的に大好きな『Please Don't Rock Me Tonight』!
アコースティック・バージョンはメロディーの良さが際立つ。
音が温かく、この曲を聴いただけで幸せ気分は最高潮に。

原曲はエレキ・ギターが効いた疾走感あふれるロック・チューン『LITTLE RED LIGHT』は、
疾走感はそのままに、ギターアレンジが変わり、やはり印象はかなり違う。

今回のライブでは新曲を3曲ほど披露してくれた。
アコースティック・バージョンなので、アルバムではどういったアレンジで収録されているのかはわからないが、一聴してFOWとわかる優しいメロディにコーラス。
新作も相変わらず期待して良さそうだ。

この日、最も心に残った曲の一つは名曲『Hey Julie』。
この曲ではお客さんの中から3人ほどをステージに呼び、マラカスやタンバリンを持たせて一緒に演奏した。
お客さんは手拍子で参加。
笑顔になれる瞬間。
FOWのファンはこういう温かさが好きなのだと思う。
心の奥まで温まるひとときだった。

『VALLEY WINTER SONG』は原曲もアコースティックの音色が温かい曲だけれど、この日は「冬の曲だよ」と言って、会場のミラーボールを雪に見立てて演奏してくれた。

『Leave The Biker』、『Bright Future In Sales』、『Radiation Vibe』と、後半はアコースティックと言えどアップテンポの曲を次々に演奏し、ファンを心から楽しませた。
本編最後の『Radiation Vibe』の間奏では、お客さんが手拍子する中、メンバーは立ち位置をチェンジしながらかなり変化に富んだ楽器アレンジを次々に披露し、笑いあり、歓声ありの盛り上がりをみせ、終わった後には一際大きな拍手が送られた。

アンコールでも1曲、新曲と思われるしっとりとしたナンバーを演奏。
そして『Denise』できっちりと盛り上げ、その後に聴こえてきたのはピアノの音色。
そのメロディはなんと『Stacy's Mom』だった。
これがまた全然違うアレンジなんだけど、いい曲はどうアレンジしてもいい。
スローテンポになった『Stacy's Mom』なんとも心温まる曲になっていた。
ピアノのアレンジも美しく、アダムの声、バックのコーラスがじんわりと響いてくる。
この『Stacy's Mom』はなんとも贅沢なプレゼントだった。

最後は『Survival Car』で颯爽と一曲演奏。

MCで、フジロックにも来ると話してくれた彼ら。
新譜をひっさげての再来日が楽しみで仕方ない。

彼らの音楽には、突飛さや目新しさはない。
けれど何年経っても色褪せない極上のメロディーがある。

大好きな曲の一つひとつをアコースティック・アレンジで楽しませてくれたこの日のライブはファンにとってこの上なく贅沢なひとときだった。

通常のセットももちろんいいけれど、こういうライブもファンならば見逃せない。
心から楽しませてくれた大満足のライブだった。